2023-10-30

玄関収納　栗材　

家の顔となる玄関にみあう家具として

今回は玄関収納の制作です。新築時に栗のダイニングテーブルを納めたお客様から再度ご相談をいただきました。とてもありがたいし、うれしいことです。

打合せ図面

今回の制作図面を見ていただくとわかりますが、ゆるやかにカーブした壁と角度のあるガラス面に収める形になります。

壁面のカーブにあわせて本体もと頭をよぎりましたが天板だけをあわせて本体は直線にしました。ガラス面は台形になっています。

主材は木目のはっきりした栗材（府中家具工業協同組合の木材図鑑を参考にしてください）となっています。

まずは本体の取り付けから。

調整脚つき台輪と本体

玄関には水勾配があるので高さを微調整できるようにアジャスターを付けた台輪の上に本体をのせるようにしました。脚先はステンレスなので水掃除も安心です。転倒しないようにしっかりと固定して安心して使ってもらえるように注意して取り付けです。

ステンレスアジャスターの脚

可動棚にパイプ

本体内部は可動棚が４段のスペース２つと傘などの長いものが収納できるスペースになっています。傘がかけられるようにステンレスのパイプを奥側につけて、その下に長靴など置けるようにしています。棚板は同じ栗材。ちょうど棚板によい厚みの栗材があったので棚板も贅沢に。樹脂の洗える棚板もありますが、開けても同じ栗材の棚があってお気に入りの靴が並べてあったら最高じゃないかと。