2019-10-28
米ヒバ ペイント仕上げドア
街をぶらりと散歩していて雰囲気のいいお店が目に入ると、お店の顔ともいうべきドアに目が行きます。
ペイント仕上げのドア
店舗でよくみかけるのはつや消しのペイント仕上げのドア。無垢材の家具をつくる身としては無垢の木は木目を生かすのが仕事と思っていますが、針葉樹など木目の素直な材や、節が多くて気になる材などにはペイントが生きるのではと思っています。ぺイントの良さって何より彩りですよね。木にはない色で仕上げられる。
のっぺらなドアにペイントというよりは枠があって鏡板が入る框で組むドアは表面の凹凸で陰影ができてペイントの良さがでてどことなくおしゃれな雰囲気に仕上がります。
工房ドアの取り換え
欅づくりのドアが重たいのと、もともと反っていた材を火にかけ曲げなおした材を使ったせいもあり長年の雨風にさらされ、反りが出てしまったのでこれを機にペイントドアにしてみようかと。他にも理由があって以前もらってきた節の多い米ヒバ材をどう使うか迷っていて、ペイントであれば節にパテして仕上げればいいではないかと。
自然光を入れたいので上半分はガラスで下には真ん中に束を入れて2枚の鏡板で凹凸にして陰影が出るように。こうみると節が多いいので気になるところですがペイントすれば問題なーし。
最近の水性ペイントはたくさんのカラーがあって迷うところですが今回は既存の鉄ドアのグレーに合わせつつ目にとまるつや消しのエメラルド色にしてみました。とても塗りやすいのと乾きが早い、刷毛は水でお手入れできるので扱いやすい。乾けばしっかりとした塗膜が保護してくれる。いい感じです。
このドア目印に工房にお立ち寄りください!
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