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2024-03-02

空間を有効活用するためにちょっと高いところでおやすみするベッド

ベッド下空間を有効活用しよう

ホームページかインスタグラムかに載せているデスクを見て、工房までお越しくださった今回のクライアントのH様。二人のお子様のベッドと勉強机をお考えとのこと。ご自宅の図面やベッドの参考写真など事前に用意してくださり打合せはスムーズに進みました。

今回の要点はベッドの下空間を収納として有効活用することと、部屋にベッドとデスクをどう配置するか。梁の高さが通常より深いので2段目に寝るときの出入りを考慮しての高さのサイズなど。意匠的にはシンプルがお好みとのこと。工房での打ち合わせなので様々な板の質感や木目の感じを見て触れてもらいました。色合いなどのお好みからベッドはヨーロピアンビーチ(府中家具工業協同組合の木材図鑑を参照)での制作となりました。

ベッド図面

打合せ内容から図面を制作しご提案

今回は今お使いのマットをそのまま利用するのでそのサイズから大きさを決めていきました。ベッドは搬入を考えると組み立て式は必然となってくるので、組み立て方や強度が要所となります。ベッド金物は何種類かあるようですが強度や表に見えない仕様からいつもこの金具になってきます。微妙な掘り込み具合で嵌めあい度を調整できます。

ベッド金物

表にみえない仕様のベッド金物

前に制作したベッドもそうですがマットの下はスノコが定番です。やはり湿気を考えると通気性は考慮する点です。スノコを受ける桟は落とし蟻で組立します。何度もこの仕口にしているので手順も慣れたものです。受けは国産のブナ材ですが色目・木目がちょっと合わなかったのでグレーで塗装。そしてつぎのポイントは、

落とし蟻の桟

落とし蟻の仕口で桟を組み立て

長手方向にスピンドルの格子で柵をつけました。マットをのせれば柵はさほど高くないですが寝返りで落ちることはないです。角格子ではなくスピンドルで印象も柔らかくなりました。直線の丸棒ではなく上下すぼませて効果的に。

スノコ

通気性を考慮してスノコを採用

ちょっとおおきくなればひょいっと登れるサイズなのですがアスレチック的な要素がお子様には楽しいだろうと梯子を使って上ります。自分も幼少期は兄と2段ベッドで寝ていましたが、ギシギシとちょっと強度的に大丈夫なのか不安な梯子だったので丈夫なつくりでしっか付ました。

梯子

梯子をのぼってアスレチック気分

下の空間は今のところは遊び場所として活躍しそうですが、物が増えてくればいずれは収納スペースとして使い方は自由です。下に布団を敷いて2段で親子一緒に今まで通りもう少しの間寝ても良さそうですね。ベッド奥手はパネルになっていて勉強机が入る予定です。

空間を大きく占めるベッドとなりますが高さを有効活用してちょっと高いところでおやすみするのを楽しんでもらえたらいいなと。

組み立てベッド

 

下段を有効活用できる組み立てベッド

  • サイズ:W2100ミリ D2100ミリ H1250ミリ
  • 本体:ヨーロピアンビーチ材
  • 塗装:植物性オイルフィニッシュ
  • 参考価格:お問い合わせください
  • 神奈川県横浜市
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