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2025-03-17

ガラステーブルの作業工程~木取り・木づくり・矧ぎ・ホゾ加工・仮組

ガラステーブル制作

木取り・木づくり・矧ぎ

ゴルフバッグスタンドに引き続き、同じ栗材で今回はガラステーブルのフレーム14台の製作に取り掛かります。

前回の栗材は福島産のもので、片耳ですが巾もそれなりに広くモノが良かったので、少し単価は高くなるのですが同じ福島の栗を使うことにしました。規格の厚みに製材された巾は狭いもので150ミリから300ミリと広い板を無駄なく適材適所に使い分ける木取りの作業から始まり、使う寸法に加工する木づくり、今回は90×90ミリ角の脚と90×60ミリの幕板に加工していきます。仕入れた栗の厚みが38ミリなので脚は3枚矧ぎ合わせ、幕板は2枚矧ぎ合わせることになります。

ガラステーブル 脚 ホゾ加工 家具工房

3枚矧ぎの脚と2枚矧ぎの幕板  脚にはホゾ穴加工

14台分の部材をそろえるまでの言わば準備段階といえる作業でも結構な時間を要するので、決められた納期までの残り日数を意識する毎日が続きます。

幕板のホゾ加工 2枚ホゾ ガラステーブル オーダー家具 神奈川 海老名

幕板には2枚ホゾの加工を

テーブルの脚と幕板の仕口は2枚のホゾで接合します。60ミリの厚みなのでホゾと胴付きを5等分して12ミリのホゾにしています。同じ加工の繰り返しが続きます。ここまでくると少し先が見えたような。

仕口 ホゾ組み

ホゾ組 脚 幕板 ガラステーブル オーダー家具 神奈川 海老名

調整をかねて仮組みをします

ホゾは高さ方向に効かせるが定石。幅はスッと入るぐらいで抜けない程度の緩さ。木工ボンドが入る隙間と考えています。昔はこれでもかとたたき入れるぐらいの硬さで組んでいましたが、接着剤の性能も向上しているのでそれにあわせた組み具合を意識しています。ここの具合は作り手によって考え方に差異があると思います。言葉で表すと同じ事になるのですが、組み具合はそれぞれに違いがあると思うので、とても興味深いです。シンプルなだけに奥が深い。

この後は、脚裏にアジャスターをつける加工や、隅木の用意などなど。部材の素地調整をして本組となります。納期のことが常に頭をよぎりますが、『急がば回れ』が今回のテーマとなっております。

お知らせ

家具づくりで余った端材を無駄にせずに利用して、器やお皿を作っています。木の持つ温かみを生活に取り入れてみてください。ウェブショップにて販売していますので是非お立ち寄りください。よろしくお願いいたします。

木の生活道具器とお皿

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