2024-10-07
ヒノキのキッチン引き出し収納を現場取り付け
新築住宅に取り付ける引き出し
新築住宅で大工さんが造作した収納の本体に、わたしたち家具屋が扉をつけたり、引き出しを取り付けたりします。
予算的な問題や、現場での作業効率、壁仕上げとの取り合いなどから本体を先に造作しておくことが最近多くなっています。扉や引き出しは現場で加工するより工場で作ったほうが効率良いので、わたしたち家具屋の出番というわけです。
画像は前板がヒノキの引き出し収納を納めた時のものです。
木目がつながる一丁取り
取っ手金物は使わずに、掘り込みの手掛けにして、ヒノキの素材間を前面にしたつくりです。一丁取りなので木目も続いています。天然木の木目が空間を彩ります。ヒノキ特有の香りや柔らかな手触りなど感覚的な落ち着きもあって、よく使うキッチン収納にはいいかもしれないですね。
大工さんが造作した本体なので空間との収まりがきれいなのは当然の仕上がり。家具屋もしっかりした仕事を心がけています。家づくりはいろいろな職人さん、設計士、現場監督の手によって作りあげられます。置き家具を工房でひとり作り上げるものとまた違ったものづくりなのでとても刺激的といえます。
造作とはまた違った工房ですべて作ったキッチンカウンターもありますので是非に。 ブラックチェリーのキッチンカウンター
お知らせ
家具づくりで余った端材を無駄にせずに利用して、器やお皿を作っています。木の持つ温かみを生活に取り入れてみてください。ネットショップにて販売していますので是非お立ち寄りください。よろしくお願いいたします。
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